転職した話(活動する中で気になったこと)

前回の続き。

転職活動をする中で聞いた話や体感したことを中心にまとめます。


転職フェア
複数企業がブースを出し、気になる企業があれば話を聞いたり面接の日程を取り付けたりできるイベント。数ヶ月~半年に一度くらい開かれている模様。
企業の雰囲気や業務内容を直接聞くことができるし、視野を広げるという意味でも行ってみて良さそう。


書類は案外通らない
転職の場合、書類通過率は平均して10~20%とのこと。
ただし同業種間の転職の場合、恐らくこの限りではない。よいエージェントを通すと書類は通りやすい。


エージェントの善し悪し
エージェントAに紹介され、A経由で応募した企業は書類選考で落ちてしまった。
エージェントBに同企業を紹介され経緯を話すと、「うちから打診してみます」とのこと。結果、B経由では問題なく書類が通り驚く。
Aは企業の紹介こそしてくれど、そこから書類を通す力がかなり弱かったのではと思われる。実際書類が通らなかった6社中5社はA経由だった。
エージェントは複数使い、見極めが必要。


面接は自信を持って臨む
当たり前なのだが、弱みを見せすぎたり自信なさげになったりすると落とされる。受けた中で唯一自分が落ちた一社は「生涯うちで働くという強い意志があるか」と聞いてきたため、「えっ、あ~...まあ...(全然ねぇ〜!!!)」と返答し、納得の不採用だった。
見栄をはったり嘘をついたりすることもないが、面接官としっかりコミュニケーションをとることができれば大丈夫そう。


転職に有利な時期
基本的には新卒が就活中〜内定式後の、「新卒を取りこぼした枠」に滑り込める秋がオススメとのこと。冬から春先は新卒の教育に忙しいらしい。


年齢制限
未経験で異業種に飛び込む場合、年齢制限がある求人も少なくない。IT業界だと28とか35歳までという記載が多かった。転職をお考えの未経験の方はお早めに。


女性の働きやすさ
業種と年齢によるが、特に女性の場合は結婚や子育ての兼ね合いで採用に辿り着くのが難しくなるケースもあるようだ。
ちなみに自分の時は面接で聞かれることもなく、全く問題にされなかった。(その前段階の書類で落ちた要因の一つに年齢があった、という見方もできる)

現在日本は少子化に伴い、どの職種も慢性的に人手不足である。特に技術職となると「休んでもいいから技術があるなら戻ってきて欲しい」という企業スタンスを取らざるを得なくなる。未経験者にゼロから技術を身につけさせるのは高コストだからだ。
実際、育休制度や育休高取得率を掲げる「女性の働きやすい職場」アピールを行う企業は体感として増えている。面接時も「育休使用中の方もいるので、女性も働きやすいですよ」と売り込みをされた。

「女性の転職活動が男性と比較して難しいと感じるか」という質問を頂いたが、上記の背景から私の回答としては下記の通り。

・全く感じなかった、聞かれるまで意識していなかった
・(男性より女性の方が、)結婚や出産がネックになり内定獲得率が下がる可能性はあるが、その辺に消極的な企業はいずれ潰れるので採用される必要なし
・そもそも人手不足なので男女の採用格差は確実に狭まりつつあるはず、そこまで意識しなくて良さそう


スキルの有無
「転職するにあたって専門的なスキルは必要か?」という質問を頂いたので回答。

・志望する業界で使えそうな資格・経験はあるに越したことなし。書類は通りやすいし優遇される。履歴書や職務経歴書、転職サイトのウェブ履歴書に必ず記載すること
・それらしい資格を持っていない場合、それに類する経験をアピールする。IT系なら「前職でPC触ってた」「Excel・Wordは使いこなせます」等。
・「現在、資格取得のために勉強中」も悪くないらしい。自分も「未経験ですがITパスポート取得のため勉強中」と職務経歴書に書き、実際面接でどの程度まで勉強が進んでいるか聞かれた。

「あったほうがいいが、ない場合は勉強していく姿勢であったり現在既に勉強していることを伝える」とよさそう。



思い出したら追記します。
心情面に関する記事はまた後日。