心のうちを文字にすることについて

twitterやブログの普及により、心のうちを文字にするという行為はごく当たり前になりつつある。改めて、その行為にどれだけのメリットがあるかを自分用メモとしてログに残しておく。




すっきりする
文字にすること以外でもそうだが、とにかく自分の考えや感じたことをアウトプットするとめちゃくちゃすっきりする。人間のこころにはキャパシティがあるし、溜めておくには限界がある。いいことにせよネガティブなことにせよ、メモリを食うことに変わりはないのでどっかに出してしまおう。

心と向き合える
文字にするとなれば、当然自分の心境と向かい合う必要がある。これって普段意外とやっていなくて、改めて文字にしようとして初めて「自分ってこういうことを感じていたのか」と気付くこともある。
もちろん、文字にせずとも瞑想したりぼんやり考えてみてもいいかもしれない。でもそこに「文字にする」という行為を介すると、「あれ、この言葉じゃなんかしっくりこないし...この気持ちは何?もう少し掘り下げてみないとうまく説明出来ない!」といった具合に、結構真剣に自分の心と向き合うきっかけになるのだ。

自分のペースで表現できる
対面で人と話していると、相手のペースで考えなければいけなかったり、思考を遮られたりする。それはそれでよい効果を生むこともあるが、ゆっくり考えるタイプの人には結構せわしない作業になってしまう。その場のノリで適当な言葉で流しちゃうなんてこともままある。
対面でなく画面(やノート)に向かってのアウトプットであれば、他人に急かされることなく、自分の心を形づくる要素を丁寧になぞり、言葉を選ぶことができる。上述の「心と向き合う」作業にはまさにもってこいだと思う。

あとで見返すことができる
ログに残した場合のみになるが、見返すことによって自分の思考パターンや癖、成長ぶりを確認することが出来る。これがなかなか面白くて、何年も前に呟いた内容にハッとさせられることもあれば、昔から変わらず同じ主張をしていることもある。
そうやって振り返りを重ねて自分の性質を把握しておくと、落ち込んだ時や頭がおかしくなりそうな時に軌道修正しやすい。まあそこまで言わずとも、単に懐かしくて面白いな~という感覚を味わえる自給自足コンテンツになる。別に人に見せずとも、ログに残しておくとよさそう。


時間はかかるが、効用多数。自分ももっと文字にする習慣をつけたい。