コミュニケーションに関する雑記

◆つなぎが少ない
A「桃、甘くて美味しいよね」
B「うーん、オレンジの方が好き」
A「お、おう」

◇つなぎをちゃんとつくる
A「桃、甘くて美味しいよね」
B「うーん、甘いの苦手だからさっぱりしてるオレンジの方が好き」
A「へー、甘いの苦手なのか」

◇Aがつなげる
A「桃、甘くて美味しいよね」
B「うーん、オレンジの方が好き」
A「そうなの?桃苦手なんだ?」
B「桃甘いからなー」
A「ああ、甘いの苦手なのか」


◆人の話聞いてない
A「お味がチョコレートとバニラとございますが、いかが致しましょうか?」
B「Lサイズで」
A「えーと、お味は...」

◇相手の関心事に乗っけて聞いてもらう
A「お味がチョコレートとバニラとございますが、いかが致しましょうか?」
B「Lサイズで」
A「Lサイズですね、かしこまりました。ではLサイズのチョコレートとバニラと、どちらをご用意致しましょうか?」
(多分これで答えてくれるはず)


◆気分を害さない頼み方
(店の出入り口ど真ん中にバイク置かれてご来店)
A「お客様、出入り口付近で他のお客様のご迷惑となりますので、バイクを移動させて頂いてもよろしいでしょうか」
B「ああすんません」
(別にこれでもいいけど接客の場であればイマイチ)

◇相手への気遣いやメリットを織り交ぜてたのむ
A「お客様、あちらは出入り口付近で他のお客様も多く通られます。万一ぶつかられて倒れてしまうとお客様の大事なバイクに傷をつけかねませんので、移動させていただいてもよろしいでしょうか?」
B「ああ、わざわざすみません」


◆その他言い回し
◇「こちら、皆様にお出ししておりますお紅茶の試飲でございます。お時間よろしければどうぞお召し上がりくださいませ」

(みんなに出してるしあなたもどうぞ、ということで多分遠慮させにくい。時間があれば、という逃げ道も用意してるから相手も楽)



◇A「俺、誰かと会話するときテンポよく返事できなくてキャッチボールがぎこちなくてさ、何かかっこわるいよなー(笑)」
B「そんなことないよ!それってどんな返事しようかなってちゃんと考えてるってことじゃないのかな。適当に返事するよりよっぽどいいし、ちゃんと考えられる人って私好きだよ!」

(単に否定するよりは理由をつけて否定した方が相手は納得しやすい。好意を伝えるときも然り)


◇「折角良い物をお持ちいただきましたのに、このような値段をおつけするのは私としてもたいへん心苦しいのですが...」

(不本意ながら、とか、本当はこんなこと言いたくないけれど、っていうワンクッションおくだけで受け取られ方が違う)



どんな場においても、相手の気持ちを考えて言葉を選べるとよいなあと思う