恒例の朝帰

り日記。

京都で新年会をした。
半分くらい知らない人で、着く前はお腹が少しだけ痛かったし着いてからしばらくは手と足がちょっと震えてた。こんなことは今までなくて、人見知りもしたことなかったので 自分のことながら笑えた。恐らく、昨年から今年にかけて知らない人とたくさん会って、初対面で彼らとうまく馴染めなくてしんどいことが何度かあったからだと思う。

そもそも自分が経験してきた「初対面」というのは、本当に狭い範囲での初対面であった。具体的には部活での他大学との交流であったり、学部の縦の飲み会であったり、それこそ相手との共通項があっての「初対面」なのだ。共通項さえあれば、話題にも困らないし相手のことを知る取っ掛かりも作りやすい。「あの先生面白いですよねー。え、そうでもないんですか、ああ、ああいうタイプは駄目なんですね、確かに人を選びそうだし」といった具合に、だ。

ところが、昨今の「初対面」はそうではない。集まって会うからには何かしらの目的はあるのだが、かつての初対面よりもはるかに共通項が少ない。それが面白くもあるのだが、経験してきたことや住んできた世界が違いすぎて、取っ掛かりが作りにくい。それで(と言うと言い訳がましいが)、相手のことを見極めきれず気に障ることを言ってしまって嫌われる、というのがパターン化されてしまった。

つまるところ、自分は狭い世界でそれとなくやってこれたことを「自分の才能」だと勘違いしていたのだ。初対面の人と既知の仲のように話せて、緊張もせずすぐに打ち解けられる。そんなものは初めからなかったんだよ、お前アホか!みたいな気持ちに、書きながらなっていて つらい。

幸運なことに、過去の集まりは大抵似たもの同士の集まりがほとんどで、比較的波長の合う人が多かったのかもしれない。そういう部分に救われていた側面もありそうだ。


そういうわけで、新年会の始めのほうではうまく話せる気もせず、ひたすら酒をあおっていた。酔いが回ってからは訳の分からないことをひたすら喋っていたような気がするので、結局のところ終始まともなことをせず終えてしまった。二次会も同様で、何をしたかあまり覚えていない。やはりアホである。

そして相変わらず終電を逃し、何故か南草津まで行って寝カフェした。何故滋賀に行ったのか意味が分からない、何がしたかったのだろう。


自分は一般的な交友関係を築けないのだなあとか、謎のモヤモヤとか、心の片隅によけていたことなど 他にも思うところはたくさんあるけれど、これらはアウトプットするべきではないというか眠いしもういいや。